六本木アートナイト2010 Gardenの舞台裏

3月27日(土) 〜 翌3月28日(日) にかけてオールナイトで開催された六本木アートナイト2010。予想を上回る来場者数で、大盛況の内に幕を閉じましたが、気づけばあれからもう一ヶ月以上が経過。何だか遠い昔のことのような、或いは夢の中の出来事であったような、不思議な高揚感のあったイベント。写真で少し、振り返ってみたいと思います。

Gardenの設営の様子です。今回僕は、「六本木の猫道」と「Garden」の2作品を展示することになっていましたので、Gardenの設営については、展示会エンジニアの西野さんに設営の殆どをお願いして、施工と機材は、パナソニックさん、つむら工芸さん、ビィズ・クロコさんのお世話になり、かつてない規模、そしてかつてないクオリティーのGarden. 本当にみなさんに感謝です。一晩だけの展示にはもったいないくらい。まあ、メンテ等を考えると、一晩だけだからできるという部分もあるのですが・・・。

プレスプレビューの様子。あいにくの雨。メイン会場には沢山の人だかりでしたが、Gardenを体験しに来る報道陣は殆どいなくて、内心、大丈夫かな・・・? 六本木にこの作品は受け入れられるかなと不安に、、、。

始まってみたらびっくり。作品の周りに人だかりが・・・。あまりの人の多さに完全入れ替え制の入場制限をすることになってしまいました。この行列、話しによると展示が終わる明け方6時前まで途切れることがなかったそうです。恐るべし六本木。

これはアートなのか?という問いかけをWeb上でちらほら見かけました。どうなんでしょう。アートかもしれないし、エンターテインメントかもしれません。作家としてはある意図を持って、この作品を制作して、繰り返し展示をしています。Twitterなどで、「Gardenを一緒にやった見ず知らずの人との一体感を感じた」といったコメントをいくつか見つけたときは、何か少し伝わったようなうれしさを感じました。

もちろん受け取り方は自由だし、Happyになって帰ってもらえればそれで十分だと思っています。あえて作品の意図は何かと問われれば、それは「作品が人と人とを繋ぐ直接的なコミュニケーションの場になること」がGardenの一つの重要な目的です。アートは様々な社会問題に対して警笛を鳴らすような役割もありますが、それらの問題に対して、アートという立場から解決に向けての何かしらの提案をすることも出来るのではないかと、僕は考えています。

何となく殺伐としたイメージを持たれがちな東京の街の中で、大人も子供も一緒になって、見ている人も体験している人も、みんなが夢中になってニコニコしている、そんな時間と空間を一緒に共有できたことは、僕にとってとても嬉しいことでした。

2 Responses to “六本木アートナイト2010 Gardenの舞台裏”

  1. Alexander7 より:

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  2. harry より:

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