Ars Electronica Centerへ行こう その1 「アエロフロートに乗った」
2008年12月26日。
いよいよGarden展示設営のため、オーストリアはリンツ、アルスエレクトロニカ・センターへ向かう。現地はとにかく寒いらしい。年末で無理矢理、他の仕事を切り上げて来たので、あまり旅に出る実感がないまま空港へ。
今回は、宿泊とチケットをアルスエレクトロニカが準備してくれたので、航空会社もホテルも、完全におまかせ。で、手配されたのが、悪名高き「アエロフロート ロシア航空」。 いろいろな人に、「サービスが悪い」「落ちる」と言われた。 そして、経路もすごい。通常、「成田・ウィーン・リンツ」で全て飛行機で宿泊無しで行けるところを「成田・モスクワ・ウィーン」ときて、ウィーンで一泊して車でリンツへ移動。移動だけで1日半はかかる。腰痛持ちにはちょっと不安な旅程。
天気は晴れ。チェックインの段階で、少々空港スタッフともめる。搭乗口でもなぜか突然呼び出され。いやな予感・・・と思ったら。エコノミーが満席になってしまったので、ビジネスクラスに変更とのことで、なんとビジネスクラス初体験。
離陸する前から、まずシャンパン。
足を完全に伸ばせるフルフラットシート。一応180センチ前後の大柄の体なのですが、モニターの下のポケットはシートベルトを外さないと全く届かない。ラッキーなことに、アエロフロートは新型機材を導入したばかりで内装もとても綺麗。モニタはオンデマンド、インタラクティブシステム。電源はもちろん、USBポート、LANポートもあったけどネットは使えないとのこと。
そしてシートの操作ボタンが多いこと。自分の思いのままにシートの位置を変形できる。飛行機の座席はグレードが上がるとインタラクションのグレードが上がる。それは、座席やモニターだけでなく、スタッフの応対も非常に丁寧でいろいろ細やかにオーダーに答えてくれるという点でも違いを感じた。
離陸後のお飲み物。
素敵な機内食。けっこう軽めだな・・・と思ったら、これはまだ前菜。
サラダ、スープ、メインときて、デザートまで。なんとまあフルコースでした。外を見れば大空が広がっていて、まるで空の上のレストランのよう。
夜のティータイム。外は幻想的な夕焼けが広がる。数字時間後、モスクワ到着前に軽い軽食。
そしてモスクワ、シェレメーチエヴォ国際空港へ着陸。空港の路面が凍結していて、外は極寒の様子。揺れも少なく、着陸もとても安定していた。それにしてもビジネスクラスのサービスが良すぎてこの後のエコノミークラスとのギャップに不安を感じながらトランジットへ。言われていたほどアエロフロートは悪くない。それはビジネスだったから???
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