デバイス応用演習通信No.1

asanoLab
友達も増え、かつGW間近ということで、学生達の表情もほころぶ4月下旬。デバイス応用基礎演習の第2回目の授業が行われました。

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まずは最初にレクチャー。「メディアアートとは何か?」について浅野先生から講義がありました。まとめると、以下のようなことです。
メディアアートとして一番分かりやすいものはCG(コンピューターグラフィックス)。しかし、もっと視野を広げると、メディアアートの領域は広いという事が分かります。映像や、写真などもメディアアートの一種です。その中の1つに”インタラクティブアート”というのがあります。”インタラクティブ”とは、他の人と交流すること、すなわち相互関係のことを言います。絵画や映像などのように、鑑賞者と作品を単一につなぐ内面的関係ではなく、鑑賞者と鑑賞者を作品でつなぎ、外面的関係を持たせる事によって作品を成立させることをインタラクティブアートと言います。

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と、いうことで、みなさんに、インタラクティブアートに挑戦してもらいます!テーブルの上にジャラジャラと様々なスイッチが登場しました。ホームセンターなどで売っている部品です。鍵式のスイッチや押しボタンスイッチ、回すスイッチ、宇宙船についてそうなスイッチなどなど、ありとあらゆるスイッチがテーブルの上に広げられました。浅野先生の趣旨説明の後、学生達にはこれから、スイッチとパソコンを使って簡単なインタラクティブ作品を1人1つ作ってもらいます。
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突然「作れ!」と言われても中々作れないのが普通。学生達は班の仲間達とアイデアを出し合って練り上げます。図を書いて説明したり、実際にスイッチをいじったり??。そうしている間にも、アイデアがたくさん出てきます。アイデアを考えてるとき、浮かんだとき、それを説明する時の学生達の表情はとても生き生きとしています。作品作りの醍醐味の1つを学べたのではないでしょうか。しかし、これだけで終わってはいけません。これを形にして、発表するところまでが作品作りです。タイムリミットもそうありません。GW明けの最初の授業で発表してもらうんです。
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そうこうしている間に授業は終了。手応えを得た学生、うまく思い浮かばなくてGW中に考えてくるぞ!という学生など、思いはそれぞれですが決戦はGW明けの授業です。たくさん遊んで、楽しく作ってもらいましょう。才能ある若きアーティスト達の初インタラクティブ作品、楽しみですね。

!!今回の授業模様を動画で公開中!!(1.9MB)
http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070427_123.mov

TA長嶋

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