デバイス応用演習通信No.12


今日は、授業の始めに「インタラクティブアート」について講義がありました。この授業では学生のみなさんにはインタラクティブアートに挑戦してもらう訳ですから、かなり重要な講義です。みんなちゃんと聞いてたかな?

その後、浅野先生が作られた簡単なインタラクティブ作品を体験してもらいました。前期と同様、装置にデコピンをすると、モニターの彼が「痛った〜」とい うリアクションをする作品です。簡単な構造ですが、なんだか和み系な作品です。音声も写真も数種類用意してあり、コンテンツとしても飽きない作りになって います。

ということで、学生達にもモニターと改造したマウス装置を使い、早速インタラクティブ作品制作にとりかかってもらう事になりました。いよいよ第 一課題の制作が開始です。色々なボタン装置を触ってみて、自分が作りたいものと合うものを探してみよう!もちろんボタン装置自体、自分で作ってもOKです よ。


ですが、いきなり「作れ」と言われてもそう簡単にはいかないのが普通ですよね。でも、考え過ぎると、徐々にしんどくなってきます。1人で悩まず に、せっかく班を組んだ訳ですから、班の人達と「こんなのどうだろか?」と話あってもらいたいですね。ある班は「班だから、敵にならないで、協力しよう ぜ〜」と積極的に話し合いをしている班もありました。他人と案を出し合う事によって、絶対に”ひらめき”は生まれます。積極的に話し合い、ネタを拾い、そ れを咀嚼して、作品案を出してみましょう。これだ!と思えれば、制作意欲が沸き、いてもたってもいられなります。

案が浮かぶと、浅野先生に「こんな感じのを作りたいです」と報告。OKが出れば、制作開始のGOサインが出ます。

「相互性」って口では簡単に言えますが、それを作品に持ち込むのって結構大変ですよね。さらに、アート作品な訳ですから、体験者が何かを受け取り、何度も触ってもらえるような作品にしなければ成り立ちません。
“訳が分からないけど、何か面白い”と思わせる事もできるでしょうし、自分が思う事を作品を通して体験者に伝える事もできます。それを踏まえつつ、制作を楽しんでもらいたいたいです。
大学が創立記念日という事で、次回は授業がありませんし、祝日含めて3連休です。遊ぶ時間がいっぱいあると思います。是非、遊んでもらって、刺激を受けて、それを作品制作に活かしてみましょう!

みなさんの初めてのインタラクティブアート作品、楽しみです。

TA長嶋

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