mixiとインタラクション

「mixiはなぜ、独り勝ちできたのか 笠原社長が語る」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/15/news115.html

という記事が目に入ったので読んでみたら、
成る程成る程と思うコメントがあった。

–本文抜粋–
mixiの強さの理由は4つあると笠原社長は言う。(1)当時のネットユーザーが
持っていた「リアルな人間関係とつながったサービスがほしい」という潜在的
ニーズをくみ上げたこと、(2)CGM(Consumer Generated Media)が一般化す
るタイミングで、その波に乗れたこと、(3)人が集まるほど価値が高まる
「ネットワーク外部性」が働くこと、(4)コンテンツが “動的”であること
――だ。

GREEなど他SNSとの差別化では(4)が決定的な要因となった。「米国や国内
他社のSNSは、人と人とつなぐだけの“静的”なものが多かったが、それだけ
ではサービスとして続かないと思った」――mixiが最重要視したのは、静的な
人間関係図作成で終わらないサービス。「人と人とがつながった上で、コミュ
ニケーションできるSNSを目指した」

日々更新される日記や、アクセス履歴を示す「足あと」、最終ログイン時間
を示す機能などをオリジナルで搭載。「日記を書いたらそれにコメントがもら
え、さらに返信のコメントをして――アクションとリアクションの繰り返し。
アクセスするたびにコンテンツが変わるから、それを楽しみにまたアクセスし
てもらえる。それが高いアクティブ率につながった」
——-

「人と人とがつながった上で、コミュニケーションできる」
「アクションとリアクションの繰り返し。アクセスするたびにコンテンツが変
わるから、それを楽しみにまたアクセスしてもらえる。」

この辺の考え方はインタラクティブアートに鑑賞者を引き込む要素としてもと
ても大切だと思う。
コミュニティを形成して行くことと、インタラクティブアートで表現を成立さ
せていくことは、近いことなのだと思う。

asanoLab Press

http://press.asanokohei.com

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