“SouvenirMailbag” asanoLab Workshop 2008 in Izu Ohshima

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asanoLab夏合宿では、”SouvenirMailbag”というワークショップを行いました。
配られたのは、クッション材の入ったメールバックと、鉛筆、鉛筆削り、メンディングテープ、そして、この指示書です。

“SouvenirMailbag” asanoLab Workshop 2008 in Izu Ohshima

●目 的
伊豆大島でみつけた「あなたの気持ち」を封筒に詰め、誰かにプレゼントする。

●概 要プレゼントの内容は、今回の合宿で手に入れた物なら、道ばたに落ちていた物、植物、その他なんでも構いません。「楽しさ」「悲しさ」「うれしさ」「懐かしさ」など、伊豆大島でみつけた「あなたの気持ち」を封筒の表に書くタイトルと内容物だけで第3者に伝えるワークショップです。

●制作条件プレゼントは今回の合宿中に見つけた物、出会った物、手に入れた物に限る。封筒に収まるサイズの物を選択すること。プレゼントは封筒内の用紙の内側にドラフトテープで貼り付け、封筒を封印する。
手紙、文章などは添えない。
封筒の表にタイトルを書く。簡潔に書くこと。

●発表方法
回収し、無作為に配布する形式のプレゼント交換を最終日に実施。

●制作のポイント
受け取った人が封筒を開けたときに何らかの感動を感じるように、タイトルや内容物を工夫してください。

これは、各自が、伊豆大島で見つけた、思い出を友人に送るワークショップです。
インタラクティブアートの基本は、受け手側が作品の外観に何を感じ、さらにその後何らかの動作を通して、作者のメッセージを感じるという流れをどのように演出するかにあると思います。
このワークショップでは共通のフォーマットとして、同じ封筒を配布し、「封筒の表書き」という外観と、「封筒を開ける」という動作を通して内容物に触れるという一連の流れを演出する、インタラクティブアートの基礎訓練でもあります。

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タイトル:旅

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タイトル:街の静けさと自然

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