Displaying posts categorized under

CLASS

デバイス応用演習通信No.10

このデバイス応用演習通信も10回目となりました。 記念すべき10回目は、17日に行われた合同発表会の模様をお送りしたいと思います。 10回目に相応しい、学生達の活躍ぶりを映像でどうぞ!! (データ量が多いため、ダウンロードに多少時間がかかります) http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070717_01.mov http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070717_02.mov http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070717_03.mov http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070717_04.mov http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070717_05.mov いかかでしたでしょうか? 初めて作品に出会う人々に向けて、それぞれプレゼンが、できてたのではないかと思います。 デバイス応用以外の学生達も興味津々に作品を見ていました。先生方の講評も様々でした。学生達にとってもとても実のある講評だったと思います。正解なん てものは、ないです。自分は誰に、何を、どうやって伝えたいのか、それを意識してもらえればいいと思います。技術的な事は、作り続けていけば自然と身に付 きます。 発表を終えた学生達の安堵の表情を見て、第1回の授業の彼等を思い出してしまいました。4月、まだ大学生という環境にも慣れていない彼等の表情 には戸惑いが見られました。しかし、今日の彼等の顔はまったく違っていました。作業疲れで青白い顔なのですが、そこには「何かを出し切った!」という達成 感のようなものがありました。そう、それが、次の作品への制作意欲につながっていくわけです。 作品というのは、完成させた後も大切です。そこから、学び取れる事はたくさんあります。技術力、表現力、また、第2課題のグループ制作によってコミュニケーション力も学べたと思います。 作品の種類は違えど、今後の様々な作品制作に、この授業の経験を活かしていってもらいたいです。 あと一つ、老婆心ながら言わせていただきますが、是非、授業以外にも自主制作作品に取り組んでもらいたいと思います。授業がある時は、課題などで手が出せないと思いますが、これからは夏休みです!実家に帰ってゴロゴロする、友達と遊ぶ、旅行など、もちろん夏休みを満喫してもらって構いません。ただ、せっかく時間があるのだから、その合間を 使って、自分の自由な作品を作ってみてもいいんじゃないかと思います。 前期の学生のみなさん、お疲れさまでした!そして、後期の学生のみなさん、よろしく! 発表終了後、安堵の表情のみんな

デバイス応用演習通信No.9

今日は、デバイス応用演習、前期最後の授業でした。 半年間の成果を発表する場です。 学生達は発表直前まで、作品の調整をしていました。 各班の作品達です。 魅力的な作品もあり、触ってみたいと思える作品もありました。 しかし、作品発表として、満足のいくものがあったかというと、 中々難しいところで……。 構造的にも、表現的にも幅が広がり、1人制作からグループ制作に なった事によって、それをコントロールするだけでも精一杯だったようです。 本人達が一番、それを痛感していると思います。 今日が授業としては最後ですが、来週には制作基礎演習の合同発表会があります。 時間は限られていますが、プレゼンと作品の仕上げをがんばってもらいたいです! 合同発表会では他の授業の学生、先生方も参加します。自信を持って、発表を こなしてくれる事を期待しています!!

デバイス応用演習通信No.8

今日は中間発表の講評などを元に、来週の最終発表へ向けての作り込み作業です。 コンテンツ素材を撮影するために、彼らは映像スタジオを使用しました。 果たして、これがどのように作品に使用されるのか、楽しみですね。 この班は、ケーキや卵の模型を作っています。食べ物系? この班は、構造的な事にかなりこだわって作り込んでいます。 作品発表が楽しみです。みんながんばれ!

デバイス応用演習通信No.7

今日(6/29)は第2課題中間発表でした。今回は、学生達の真剣に取り組む姿を写真で綴ってみようと思います。 魅せるプレゼン、魅せる試作品です。 みんな他の班のプレゼンにも真剣です。 スイッチが増えた事により、構造的にもこだわれる範囲が広がってきました。試行錯誤してがんばっている班もあります。 もう、はんだ付けはお手の物。 最終発表に向けてがんばれ!!

デバイス応用演習通信No.6

6/16日(土)に、オープンキャンパスが開催されました。さまざまな研究室や授業課題の作品などが展示され、我らが、デバイス応用の学生達の作品も選抜で展示させていただきました。 実際に、作者達にも説明係を担当してもらいました。いや、さすが!高校生とは年が近いということで、すんなりとプレゼンをしてるではないですか。インタラクティブアートの楽しさを知り始めた彼らだからこそ、その興奮をそのまま伝えることができたのではないかと思います。 インタラクティブ作品は見るだけではなく、実際に触れる事によって何かが起こる作品なので、高校生の方々も興味津々になって作品に触れていました。 また、説明係を担当した学生達も、自分の作品を体験してもらう事を通し、それぞれ学ぶ点があったようで、彼らにとってもよい収穫の日になったと思います。 是非、この経験を第2課題に活かしてもらいましょう。 ○その模様を動画でアップしましたので是非見てください! http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/opc_d.mov ○上記の映像には、作者のインタビューが入ってます。各作品の詳細は 以下の映像になります。未見の方はこちらもどうぞ! 「たまご」 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01egg.mov 「美容室」 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01biyou.mov 「えんぴつ削り」 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01enpitu.mov 「ぞうきん」 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01zokin.mov 「しゃぼん玉」 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01syabon.mov TA長嶋

デバイス応用演習通信No.5

6月になり、前期も半分を過ぎました。1年生達も垢抜けてきて、顔には余裕が出て来たように見えます。 今日もデバイス応用の学生達は、第2課題のグループ制作の話合いを行いました。次回の授業では材料を持ち寄って、途中経過の報告をしてもらいます。 各グループの話合いの様子を覗いてみると、難航している班が多いようです。案がまったくでない班、案がまとまらない班、案はあるが、それをどのような材料を用いて具現化していくか、など、一進一退の攻防がそこには繰り広げられていました。しかし、3時間みっちり話合いをしてもらいましたし、浅野先生のアドバイスも咀嚼していけば、きっといいものができるはずです。 次回の途中経過報告、どこまで進んでいるかが非常に楽しみです。 TA長嶋

デバイス応用演習通信No.4

5月25日。今日から第2課題がスタートしました。前回は、個人制作でしたが、今回はグループで1作品を制作します。 今回使う素材は、マウスからレベルアップしてゲームパッドです。ゲームパッドと聞いてピンとこない方もいらっしゃると思いますが、パソコンでゲームをする際に使用する、TVゲームのコントローラーのようなものだとお考え頂ければ良いと思います。 前回のマウスが1種類のボタンだったのに対して、今回のゲームパッドは12種類のボタンが使用可能になります。構造的なバリエーションは存分に広がったと思います。第2課題ではそれを活かしつつ、第一課題よりも更に魅力的な作品を期待したいと思います。 今日の授業の内容としては、第2課題制作に向けてのグループディスカッションです。第1課題で手応えを掴めた生徒も多かったので、スムーズに話合いが進むかな?と思いきや、意外にアイデアや構造的問題で話が進まない班もありました。手段が増えたという事は、その分、考えるべき範囲が広がったという事なので、当然の事だと思います。是非、班でアイデアを練り上げて、いい作品に繋がればいいなと思います。 ちなみに今日は、大学のPRビデオの撮影で制作会社の方々が取材に来ました。前回の第一課題の中から数点紹介させていただきました。大きなカメラと撮影スタッフの集団に戸惑っていた学生達でしたが、魅力的なプレゼンはばっちりできていました。スタッフの方々も、興味津々に見ていたのが、なんだかうれしかったです。学生達の作品が徐々に世に出ていくというのはTAの私としてもうれしい限りです。 第2課題スタート!!授業模様を公開中!! http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/20070525.mov TA長嶋

デバイス応用演習通信No.3

今日はいよいよ、第一課題作品発表会です。先週の発表会で好評だった作品は更に良く、悔しい思いをした作品は挽回だ!と、期待に胸を膨らませ、授業は始まりました。 作品というのは不思議なもので、その人が楽しんで作ったもの、悩んで作ったものなど、作者の制作背景が見えたりする事が多々あります。それが作品の善し悪しに繋がるとは限りませんが、今日の授業の作品達を見ると、悩みながらも楽しんで作ったんだろうなぁと思える作品がたくさんありました。 前向きなプレゼンテーションも多く、作品の魅力をうまく伝えられていた学生も多かったです。「触りたい!」と思える作品がたくさんありました。 個々の作品について、それぞれコメントを言いたいのですが、百聞は一見にしかず。 浅野先生厳選作品の映像をアップしましたので、そちらをご覧ください。マックのkeynoteと分解したマウスでこんなに楽しい作品が出来上がりました。 「ぞうきん」 コンセプトもしっかりしていて、触るだけで楽しめて、考えさせられる部分もある作品です。しぼると……っていうのがいいですよ。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01zokin.mov 「たまご」 作者は、前回と全く違うものを出したのですが、その挑戦が功を奏したようです。もういいっていうくらいたまごが見られます。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01egg.mov 「トイレ」 ディスプレイの置く向きを変えただけで、作品に入り込めます。生活感溢れる作品で、日常生活の中の新しい発見ができます。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01toire.mov 「しゃぼん玉」 ストローを吹く事により、ディスプレイの世界に新しい風景が投影されます。単純な構造を工夫して作った作者の着眼点に脱帽。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01syabon.mov 「美容室」 作品もそうですが、作者のユニークなプレゼンも伴って楽しい作品に仕上がっています。ぜひ、私も触ってみたい。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01biyou.mov 「海」 普段はディスプレイを揺らすと怒られますが、この作品はどんどん揺らしましょう。海に行った気分を体験できます。これからの季節を見通した作品です。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01umi.mov 「プリン」 作者はかなりプリンにこだわりを持っていたようで、それが作品にも現れています。プリンを食べるときのあの期待を見事に表現してます。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01purin.mov 「えんぴつ削り」 小中高と、あの教室にあった電動えんぴつ削りを再現した青春作品。しかし、ただの削りカスがあんなものになるなんて素敵ですね。 http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labmov/01enpitu.mov 今回、ここにアップされなかった作品でも、「触ってみたい」と思える作品がありました。次回は是非「魅せる」という事も含め、作品作りにがんばってもらいたいです。

デバイス応用演習通信No.2

今回の授業は、来週の第一課題発表を控えた、試作発表会です。批判を恐れず、バンバンアピールしていきましょう。 学生達は最終動作テストを終え、試作発表会に臨みました。満足のいく作品に仕上げられた学生、自分の中でまだ納得がいかないまま発表する学生など、様々な作品が発表されました。どんな状態であれ、試作発表会で作品を発表するという事は、次回へのステップに繋がります。今日のみんなの反応、先生の講評を元に、来週は、より一層洗練された作品が出てくると思われます。 試作発表会と掲げつつも「触ってみたい!」と思う作品が多く、欲求を掻き立てる作品がたくさんありました。今回の試作発表会で悔しい思いをした学生は、是非、その悔しさをバネに次回の本発表に活かしてもらいたいと思います。 一つ気になった点はプレゼンテーションにまだまだ学生達が慣れていないということです。もちろん一番大切なのは作品なのですが、いかに自分の作品を魅力的にプレゼンできるかによって、観客の作品への入り方が変わってきます。 「自分の作品は、ここが駄目で、ここが甘くて……」 というマイナスなプレゼンテーションではなく、 「この作品のコンセプトはここで、自分としてはここに力を入れてみました。是非、みなさんには●●を体感してもらいたく……」 のように胸を張った、自信の伝わるプレゼンテーションを期待したいです。 今回の試作発表までは「仕組み」に重点を置いた事と思われます。本発表では「仕組み」+「魅せる」作品を期待しています!

デバイス応用演習通信No.1

友達も増え、かつGW間近ということで、学生達の表情もほころぶ4月下旬。デバイス応用基礎演習の第2回目の授業が行われました。 まずは最初にレクチャー。「メディアアートとは何か?」について浅野先生から講義がありました。まとめると、以下のようなことです。 メディアアートとして一番分かりやすいものはCG(コンピューターグラフィックス)。しかし、もっと視野を広げると、メディアアートの領域は広いという事が分かります。映像や、写真などもメディアアートの一種です。その中の1つに”インタラクティブアート”というのがあります。”インタラクティブ”とは、他の人と交流すること、すなわち相互関係のことを言います。絵画や映像などのように、鑑賞者と作品を単一につなぐ内面的関係ではなく、鑑賞者と鑑賞者を作品でつなぎ、外面的関係を持たせる事によって作品を成立させることをインタラクティブアートと言います。 と、いうことで、みなさんに、インタラクティブアートに挑戦してもらいます!テーブルの上にジャラジャラと様々なスイッチが登場しました。ホームセンターなどで売っている部品です。鍵式のスイッチや押しボタンスイッチ、回すスイッチ、宇宙船についてそうなスイッチなどなど、ありとあらゆるスイッチがテーブルの上に広げられました。浅野先生の趣旨説明の後、学生達にはこれから、スイッチとパソコンを使って簡単なインタラクティブ作品を1人1つ作ってもらいます。 突然「作れ!」と言われても中々作れないのが普通。学生達は班の仲間達とアイデアを出し合って練り上げます。図を書いて説明したり、実際にスイッチをいじったり??。そうしている間にも、アイデアがたくさん出てきます。アイデアを考えてるとき、浮かんだとき、それを説明する時の学生達の表情はとても生き生きとしています。作品作りの醍醐味の1つを学べたのではないでしょうか。しかし、これだけで終わってはいけません。これを形にして、発表するところまでが作品作りです。タイムリミットもそうありません。GW明けの最初の授業で発表してもらうんです。 そうこうしている間に授業は終了。手応えを得た学生、うまく思い浮かばなくてGW中に考えてくるぞ!という学生など、思いはそれぞれですが決戦はGW明けの授業です。たくさん遊んで、楽しく作ってもらいましょう。才能ある若きアーティスト達の初インタラクティブ作品、楽しみですね。 !!今回の授業模様を動画で公開中!!(1.9MB) http://www2.media.t-kougei.ac.jp/~asanolab/labfiles/20070427_123.mov TA長嶋